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あの場所の記憶【海外編】〜アラスカ〜

オーロラ、スキー、アラスカ鉄道、フィッシング
思い出せるかぎり、これまでに訪れたことのある海外の場所を振り返ってみようと思います。なお、順番は時系列ではなく、記憶により鮮明にのこっている順番にしたいと思います。
アラスカ(1998年/2005年)
この地は、これまでに2度、訪れています。1度目は大学の卒業旅行。自分を含めて3名で行きました。動機はシンプルに「オーロラが見たい」「どうせ見るなら、一番近くで見たい」というもの。
でも、残念ながら、1998年の卒業旅行のときは、まともなオーロラを観ることができませんでした。しかも初日に39度を超える発熱でふんだり蹴ったり。でも、初めて訪れたアンカレジの街はとても幻想的。一緒に同行した友人が「まるでドラクエの街みたいだ!」と表現したとおり、飛行機の窓から、何もない氷河の先にポツンと見えた明かり、それがアンカレジでした(深夜に到着する便だったので余計にそう感じたのかもしれません)。
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アンカレジからフェアバンクスに向けて、アラスカ鉄道で9時間の旅。そして、チェナホットスプリングスでの、10時間以上にわたる、スノーモービル(SnowRV)でのツーリング。パイプライン沿いを100km以上も走破したのは、オーロラ以上の思い出になりました。休憩で立ち寄った、RRダイナーのような、ひなびた田舎町のカフェで食べたチェリーパイとホットコーヒーは絶品でした。
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そして、アリエスカリゾートへ。当時は日本の西武リゾート傘下のスキーリゾートでした。ピアース・ブロスナンやシュワルツェネッガーがお忍びで訪れるということでも有名なこのスキー場。今でも、なぜこの地を選んだのか不思議なのですが、ボクはスキー未経験。滑るというより、転げ落ちるという体験を楽しみました。雲海の上から「転げ落ちていく」体験はまた、格別でした(笑。
リベンジ、2度目のアラスカ訪問
2度目のアラスカ訪問は、単身で。2005年のことでした。仕事で訪れていた出張先(サンフランシスコ)から、直接向かいました。目的はもちろん、オーロラのリベンジ。
ラッキーなことに、地元でもめったに見ることのできないという「オーロラ爆発」という現象に近い、とても活発なオーロラをこの目で見ることができました。
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そして、凍結した湖水の上に、移動小屋を設置して行うフィッシングも体験。ホームセンターで凍った湖水に穴を開けるための手動の器具を購入し、その穴から釣り糸を垂らします。ワカサギ釣りの豪快版という感じでしょうか。釣れたのは、中型のサケでした。それをホイルに包んで、移動小屋の薪暖炉の上で蒸し焼きにします。いや〜、格別な味でした。
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本当に、2度目の訪問の時のオーロラは素晴らしくて、帰国の際に乗った飛行機の窓からも観ることができました。
もっとも印象的だったのが、チェナホットスプリングスの露天風呂で観た、湯けむり越しのオーロラ。湯温40℃ながらも外気はマイナス30℃なので、「生暖かい水」くらいの体感温度(笑。頭からお湯をかけても、数秒後にはそのままの形で髪型が凍ります、これが楽しいw
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2度目のアラスカ、素晴らしい体験だったのですが、帰国後の当時の生活はいろいろと大変なことに(汗。まぁ、それは別の話。
アラスカ、また絶対に訪れたい土地です。夏に、デナリ山(最近マッキンリーから名称が変わりました)を訪れてみるのも良さそうです。
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